Lecanopteris lomarioides from Tomohon Surawesi【AZ1019-5】

Lecanopteris lomarioides from Tomohon Surawesi【AZ1019-5】

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場所はスラウェシの北東の端っこのマナドから車で1時間くらい。やや高地で日中も曇りならエアコンが要らないくらい。

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最初は山ん中に突っ込むもホマロメナも出ないしエライ薄っすい植生。諦めて宿に帰ろうとしたらお墓の側の木にびっしりと活着。結局数か所回ったけど、ベタな森には生えていなくて大抵道路脇の街路樹に生えている。なんなの?
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柄がもうダイヤモンドバックテラピン。

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胞子葉は栽培条件で変わるっぽい。メダンで育てたら葉幅が広くなっちゃった。

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こんな感じ。

 

育成は初レカノだったのでビクビクしてたら拍子抜けするくらい強い。ロス考えて大小20株ほど持ち帰ったけど、ほぼ定着。流石にスカスカのピンポン玉サイズは落としたけど触って硬いのは全部残った。ビカクシダのコロナリウムより強健かつビカクシダが育成出来ればほぼノーシンキングでok。

 

個人的に感じたコツは

1:高光量

2:風通し

 

1:高光量

野外もしくは南側の窓辺り推奨。流石に蛍光灯とLEDだけでは厳しい感じ。室内飼いならメタハラは欲しい。夏場は日中の直射だけは当てない様にすれば十分。

 

2:風通し

メダンのナーセリーですが3階で風通しが凄く良い。ジメジメ系なので高湿度が良さそうですがある程度の風通しが無いと蒸れて病気拾いそう。

 

施肥は2か月に1回、マグアンプをモスに少々。水はコケ玉が乾いたら与える感じで常時湿っているんじゃなくて乾燥と湿潤の繰り返し。コケ玉まで根が回れば水やりは控えていました。あと新芽のゼンマイはウチのワンコが良くつまみ食いする。

 

育成は楽なんですが、「魅せる」となると色々難しい。場所取るしコルク板や焼き杉板に巻くのかポット植えにするのか悩ましい。でも良いシダですね。