採集に持って行くカメラの話

はい、皆さんこんばんは。ジメジメ界隈で自生地画像と自生地動画ならナンバー1(AZ調べ)の甲斐です。「自称ですやん」ってそこツッコまない!!

元々カメラが好きってのもあるけど、今年に入ってから一眼レンズ機に戻ったり動画も専用のガジェット購入したりで自生地画像&動画共に気合入っている。「日本人が海外に行って、自生地で写真撮って食物を持って帰る」って今後もずっと続くと思っていたんですが、開発やら現地便やら検疫やらでどうも先行きが怪しい。んなもんで「こりゃ現地画像撮れる内に残しておかないとアカンがな」でけっこう慌てております。チャンスは今。この辺の話はまた別の機会に。と言う訳で海外採集に持って行くカメラについて眼鏡さん的にまとめてみました。因みに一度カメラの水没をやらかすと「やっぱ防水性能が第一ィィィィ!」となりますが今回は割愛。なお眼鏡さん過去3台カメラを水に沈めた。

 

1:やっぱり新しい機種ほど性能は良い

2:各社によって味付けが違う

3:コンデジと一眼タイプ、どっちが良いの?

番外:スマホってフィールドで使えるの?

 

 

1:やっぱり新しい機種ほど性能は良い

前機種がFujiFilのX-T2で今年にX-T3を導入。ファインダー内の液晶が高精度化して老眼に優しいのが導入の決め手でしたが、実際使ってみると他の性能もアップしている。特にISOが12800でも十分使えるのは大きい。「ISOって何?」ってこの数字を大きくすると暗いところでも撮影が可能になるんだけど、デメリットとして「画像が粗くなる」がある。前機種X-T2だとISOが6400辺りが実際使える上限だったけど、X-T3なら12800でも十分綺麗。森の中や日が落ちるのが早いジメジメ系の採集ではかなり使える。AFのピントも前より早く合うし迷いづらい。

と言っても一眼タイプは本体やレンズを全部新品で揃えると、諭吉20枚くらい軽く吹っ飛ぶので中古も視野にいれて揃えればお財布にも優しい。基本的にジメジメ系では静物撮影なのでAFの動体追従性能はどうでも良くて、暗い場所でも手振れ無しで撮影出来れば良いので三脚なり一脚なり揃えれば発売後5年以内の機種なら十分戦力になります。ただあんまり古いと外装は綺麗でも中の基盤が湿度やホコリでやられて居たりするのでやっぱり新しい方が良い。

 

2:各社によって味付けが違う

過去眼鏡さんを通り過ぎたカメラ達、軽く20台は超えるけど長いのは5年以上ビシバシ使って短いのは3か月。3か月でお別れって壊れたとかじゃなくて単に合わなかっただけ。何が合わなかったってほとんどは「色目が合わない」。これはもう実際使ってみてPCやスマホで見てみないと分かんない。ここはもろに個人の好みなので10人居たら10人違う。眼鏡さんはリコーやフジの色目が好みなので、ソニーだと派手に感じちゃうし、パナは逆にあっさりし過ぎ。因みにキヤノンとペンタは使った事が無いので良く分かんない。

 

動体撮影だと色目以上にAFの性能が大事になってくるので、フジは選択肢から外れるだろうしまあこの辺は本当に個人の好みで目的でかなり違ってくる。購入して使って「なんか違うな」って思っても直ぐにヤフオクなり買取なり手放せば持出しも少ないので、色々使って自分のカメラを見つけてくれい。

 

3:コンデジと一眼タイプ、どっちが良いの?

これ自分でもよう分らん。多分5回以上「コンデジ→一眼→コンデジ」に宗教替えしとる。今は一眼だけど、またコンデジに戻るかも。コンデジは即撮影に入れるし何より軽い。軽いは山歩きの中で大正義である。コンデジは中古なら8万円出せばフィールドで使える良いのは手に入る。まあそれでも今年一眼に戻ったのは「自生地画像で良い絵を残したい」ってのが大きい。自生地も次行ったら無くなっていたとか結構あるし。「その個体」の自生地画像は大抵採集する時がラストチャンスな時代。「もう撮るしかない。このビッグウェーブに」一眼に戻った理由。

 

番外:スマホってフィールドで使えるの?

スマホ画像。「いいじゃん。使えるんじゃないの?」

↑ミラーレス一眼。キェェェェェェーッ!!向きは違うけど上の写真と同一個体。スマホやPCで見てもこれだけ差が出るけど、紙にプリントアウトするともっと出る。実務的には晴天だとそんなに差は出ないが、曇天や暗所だともろに出てくる。まだまだ画質的にはコンデジや一眼が強い。ただ即応性ではスマホが最速。森の中でも電波拾う場合があるので速報や動画撮影はスマホで済ませる。最近のスマホ機種だと防滴じゃなくて防水機能まで付いているので、雨でカメラを使えない場合にスマホなら撮影が出来るのでサブ機としては十分使えます。あと10年経てばスマホ1台で完結する時代がくるかも。まあその頃には眼鏡さん一線から退いていそう。