リトル二アスtype2

リトル二アス、深鉢を使っていますがシステム的に水やりはしないので、タッパーなどの密閉容器でも可能のはずです。はずですって自分でまだやっていないんだよ…

「とりあえずそこら辺に転がっている密閉容器でやってみるか?」って向けの記事です。

ほぼコレ。これが200鉢ほど並んでいる。信じられるかい?これで育つんだぜ?

ダイソーのこのサイズならいけるはず…いけるはず...

 

コツは以下3点。特に最初の2つ重要。

1:とにかくソイルの水を切る

2:とにかく照明の熱を飛ばす

3:ソイルは厚ければ厚い方がいい

 

1:とにかくソイルの水を切る

リトル二アス、都合2年目ですが状態よく回収出来る鉢とイマイチの鉢が出てくる。注意深く見ているとソイルが綺麗に乾燥している鉢は、大体状態が良ろしい。逆に表面が薄っすらコケというか膜張っている鉢はしょっぽい株かそもそも状態がよろしくない。まだ体感ですが「水の抜けが良かった鉢が調子がいい」ようです。調子が良い鉢は大体鹿沼土が多めで調子が悪い鉢は赤玉が多い。鹿沼土、水に沈めると浮くくらいなんで撥水性が高い。現状はソイルの比率を鹿沼多め+中粒を使って様子を見ています。多分正解。

バケツで20分ほど吸水させてからザルで水切り。ここでガッツリ水を切ってください。この鹿沼の比率だと鹿沼が少ないです。もっと鹿沼多めにします。

 

2:とにかく照明の熱を飛ばす

構造上、ラップで全閉するので熱がこもりやすい。空気の逃げ道ないからびっくりするくらい熱がこもる。冬場なら問題ないと思っていましたが、冬場でもガッツリ高温障害が出る出た。対策で「棚を厚くする」と「サーキュレーターで照明の熱を飛ばす」をやってみましたが、板厚増やしたところで点灯時間2時間を超えるとやはり板自体が熱を持つ。結局「サーキュレーターで照明の熱を飛ばす」が正解。最下段に置く場合は無問題、気にせず。

 

3:ソイルは厚ければ厚い方がいい

最低500㏄の容量は欲しいかなぁ。あまり小さいケースで少ないソイル量でやると逆に難しいと思う。

 

【用土の比率】

赤玉土

二本線以上。中国産の一袋(12L)300円程度は手を出さない方が無難。一袋600円前後以上の国産なら大体ok。以下実際に使用中。

 

鹿沼土

中国産の一袋(12L)300円程度は手を出さない方が無難。これも一袋600円前後以上。

これまた以下実際に使用中。

 

以前は両方小粒を使っていましたが、今は大体どちらかに中粒を混ぜる。比率は赤玉が6に鹿沼が4くらい。迷ったら鹿沼多めにしておけばOk.ただ園芸ブームなのかミズゴケ程じゃないですが、入手難が続いています。

 

【水やり】

5月-10月なら特段水やりをしなくても2か月は持つはず(ウチでも7号鉢なら3か月は持つ)。持たない場合は用土量がそもそも少ない。冬場は流石に3か月は厳しいですが40日くらいなら全然問題ないです。密閉ケースだと水が切れないので、最初の水切りが甘かったり途中でビビッて水やりをすると、後々調子を崩します。基本的にはリトル二アス自体、余りお薦めしない飼育法です。

 

最近眼鏡さんをリスペクトして鉢をラップに巻いた方をちらほら見かけますがリトル二アスにしろラップ巻きにしろ「草体の様子を見て水やりをする」部分の鍛錬が出来ていないと、水やり過多で根回りの調子を崩しやすくなるので気を付けてください。大体かりんとうの原因、ほとんど水やり過多です。