極度乾燥(しなさい)になった時に思い出して欲しい。

インドネシアと日本を行き来していますが、現在は留守中はタイマー管理で水やりはゼロです。もう一度いいますゼロです。長いと2か月ちょいノー水やりですが現在はシステムが組み上がっているのでほぼ問題が無いです。因みに2月3月はガンガン暖房を利かせるのでここは1か月ちょいが限度。でもやはりたまにやらかす。

 

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しゅごいんだけど…ただやらかし名人からすればまだまだチャンスはあります。

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ここで処理さえ間違えなければ復活します。

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ラップを外して少し多めに水やりをして48時間後。まあここまでくればほぼ安全圏。

ミズゴケはそんなに濡れていないのが肝。

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さらに1か月後。完全復活である。ゴールデンウィーク中の5月前半にやらかしてその後6月頭に用土に植え替えしてさらに8月25日現在の姿。

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「誰だお前は?」ここまでくるともう事故があったとは思わせないくらい回復しております。まさに不死鳥、フェニックスである。

【ドライアウト時の対処法】

1:とにかく抜かない。抜くと予後が悪い。

2:吸水後72時間がデッドライン

 

1:とにかく抜かない。抜くと予後が悪い。

ドライアウトさせた後は速やかに吸水させる必要がありますが、ここで用土鉢から抜いたりミズゴケを外すと予後が悪い。一旦水は吸ってしゃんとしますが根の発根が最初からになるので再度の立ち上がりが悪くなります。ここは一切外さす鉢のままバケツに漬けるか、ミズゴケなら鉢の上からしこたま水を垂らすしかない。なお鉢の場合その後腰水にする必要もないです。ミズゴケの場合、無理やり水に沈めようとすると浮力が凄いんで鉢から飛び出します。あとミズゴケの場合、びしゃびしゃまで水を与えるとこれまた予後が悪いので普段より少し多めくらいまでで十分です。

 

2:吸水後72時間がデッドライン

吸水後はケースに入れるなどして室内よりは空中湿度を上げるようにします。大体48時間でほぼ回復します。流石に葉は何枚か落ちます。72時間も経てば立ち姿は垂直まで回復します。72時間経っても駄目なのは流石に諦めましょう。意外にブセは草体本体が逝っても芋だけ元気で復活する場合があります。

 

基本的に大き目の株や植え替えから時間が経過して根張りの良い個体の方が回復率も高いです。それ以前に「水やりをしっかりする」「小まめに観察する」も重要ですが「植え込む鉢を大きくする」もこういった事故を防ぐには大事な要素です。