ツィッターでちょくちょく上げていたので、気が付いた人は気が付いた見たいですがクリプトコリネの取り扱いを再開します。ケツに火を点かないと動かない人なんで退路断つ。ただ再開するにあたって新しくルールを決めました。
1:採集して右から左はもうやらない(増殖株のみの取り扱い)
2:20年後に誰かに引き継ぎ(これが一番悩んだ)
1:採集して右から左はもうやらない
「採集圧ガー!」って訳じゃないですが、もう正直採集自体がしんどい。山採りに頼らず自分の増殖技術に賭ける。ま、増殖技術に関しては問題ないはずなんですが、土地問題で日本で管理出来るのがせいぜい10種類。詰まる所、メダンダ・ファミリアで増殖と維持管理が出来ないと頓挫しちゃう。日本で常時販売という形式は無理っぽくて春~天一辺りと秋~BBまでの期間限定販売になりそう。メダンで増殖が駄目なら撤退。まずは年内あと4か月、試験栽培します。
2:20年後に誰かに引き継ぎ
多分こうやってグダグダやって居る間に、知っている自生地が1つ1つ消えて行くのでやるなら今しか無い。10年後、自生地が半減してても驚かんぞ。でもそうなるといつか誰に引き継がないと駄目。まあここは考えても仕方が無い。
【タイムスケジュール】
2020年12月まで クリプト栽培技術の確認(腕鈍っていないか&Medan側の要件確認)ここで躓いたら再開せず撤収。
2021年1月以降 クリプト採集再開
2021年6月頃 クリプト販売再開
ヨーロピアンスタイルの用土の作り方です。コツは「植える前に捏ねて捏ねて、捏ねたのを忘れた頃に植える」です。Sonsi氏からは色々レクチャー受けたんですが「低pH(概ね5.0前後)を維持出来たら大崩れは無い」が基本じゃないかなぁ。あと夏場の高温由来の蒸れは一夜でやらかすのでクーラーは必須。
【材料】
長繊維ピート(北海道産一択)
荒木田土(なければ水草用ソイル。因みにスイレン用用土も中身は荒木田土)
容器
水(最初は水道水で)
インドネシアなんでBNNさんの家の裏のアグラオネマ用用土で代用。
ピートは煮沸もせず、そのまま。ひょっとしたら煮沸した方が良いかも。
容積比でピート7に荒木田土が3。ロンギはもっとピートが多い方が結果良かった。逆にユウジィは肥料食いなので荒木田が多い方が吉。ディウィ夫人も荒木田多め。でも迷ったらピート多めが何かと後々立て直ししやすい。
水を入れて捏ねるだけ。最初は捏ねるだけなので水道水でOk。
30秒ほど捏ねてあとは2か月程、寝かすだけ。7:3の比率だとほぼ長繊維ピートしか見えない。出来れば2週間に1度、多めに水を足してから捏ね混ぜて上げます。その際、余分な水は棄ててください。最初は灰汁が出るので灰汁を棄てる為です。あと水が多いとボウフラ、ちょう湧くんで気を付けてください。画像の水位でもボウフラ湧きます。Gと共にボウフラも家庭内飼育でのハードルを上げるので発生しない様に注意してください。
昔はスーパーからRO水貰って来て足し水していましたが、処理水の機械の調子が悪い時に当たると一気に崩壊するんで、家庭でRO水を用意するかアマゾンの通販で揃えます。ヨーロピアンの足し水、水質が常に安定していれば問題が無いはずなんで、ホームセンターで売っている2Lのボトルウォーターも試してみます。
ヨーロピアンスタイルと言えばココ。
http://www.cryptocorynen.com/search/label/Cultivation
http://blog.livedoor.jp/cryptocoryne/archives/2007-12.html
荒木田土をお勧めするの、単価が安いのと捏ねた後の見た目が良い。ソイルの粒が見えると結構気になるのね…
グーグル先生で画像検索してたら「こいつシュルツィをヨーロピアンで維持してる。スゲー」って思ったらリンク先、自分の旧ブログやんけ…
マジで覚えていない...色々大丈夫かな?