カリマンタンダーツの旅。その2。Aglaonema simplex"EVA"from Kutai barat【AZ0224-1】

山賊採集と言えども事前にある程度出そうな草は予測する。眼鏡の採らぬ里芋の皮算用。今回の目的はHomalomenaとBucephalandra。「ブセ持って帰れへんやんけ」って一応下見はしておく。「ホマ3産地とブセ3産地、クリプト2産地出れば合格かなぁ」とえらく楽観したまま山に突貫。「パパチャン!ピクタムアルヨ!!」ってツマーが絶叫するから向かってみると…

Aglaonema simplex"EVA"from Kutai barat【AZ0224-1】No1

ちょう久しぶりに脳内がバグる。「あれ?メタリカってミャンマーとタイ南部じゃなかったけ?ここ東カリマンタンやぞ?」

Aglaonema simplex"EVA"from Kutai barat【AZ0224-1】No2

(本人サッパリ分からない件)

Aglaonema simplex"EVA"from Kutai barat【AZ0224-1】No3

Aglaonema simplex"EVA"from Kutai barat【AZ0224-1】No4

Aglaonema simplex"EVA"from Kutai barat【AZ0224-1】No6

Aglaonema simplex"EVA"from Kutai barat【AZ0224-1】No7

Aglaonema simplex"EVA"from Kutai barat【AZ0224-1】No8

現地画像と紐づけ出来る個体は7株(No5はど忘れしてすっ飛ばした)で後は画像無しの個体が9株で都合15株。

 

”EVA”は例のロボアニメじゃなくて、第一発見者にして愛するツマーの名前から拝借。読み方は「エバ」じゃなくて「エファ」です。

 

Aglaonema simplex from Kutai barat【未採集】

都合7アタックしたけどシンプレックスはどこでも出て来る。西カリマンタンより多い。本当によく見かける。多分300株くらいはみたけど、どれも良く見るタイプ。黒葉なのは1産地だけ。

これも未採集。よく見たら翡翠系っぽかったので持って帰っておけばなあと今更。




 

 

 

Homalomena sp BNN from Sibolga timur【AZ1223-2】

【AZ0822-3】と全く同じ川沿い。でも前回よりかなり手前のポイント。近場にあるんかいな…距離的に1㎞も離れていないけど、ここは甲冑とSunshineが混成している。本当によう分らん。

 

Homalomena sp"緑甲冑"BNN from Sibolga timur【AZ1223-2】

Homalomena sp"銀甲冑"BNN from Sibolga timur【AZ1223-2】

Homalomena sp”Sunshine"BNN from Sibolga timur【AZ1223-2】

めちゃラメ個体。

まあまあラメ個体だけど右の葉っぱ見るとテラってる。葉っぱ濡れるとラメ具合判らなくなる。

テラテラだけど葉が乾燥したら雰囲気変わりそう。「甲冑とsunshineのハイブリットないんかな?」と結構探してみたけどそんな虫のいい話はない。

銀葉に見えるけど銀じゃない。多分親方のビニル袋に入れた気がする。

緑葉の画像少ないけど、実数的には半分半分だったような。

Teratophyllum sp BNN from Sibolga timur【AZ1223-2】

バードウィングファン第二形態。

「お前は誰だ?」ってバードウィングファン第三形態。てか栽培下でここまで持って来た人、いなんじゃないの?

君は呼んでいないんよ…(大人の事情)

カリマンタンダーツの旅。その1。山賊採集再び。

いにしえの採集は紙の地図や初期のグーグルマップでにらめっこしながら「ここ誰も行っていないよな?」「ここでこれが出るってここでもあれ出るよな?」って山師もとい山賊みたいな雰囲気があって、いざ気合入れて現地に行ってみても何も出ない時や逆にクソ当たりするなど博打そのものでした。最近はインスタやFBでガイドさん探して、あとは現地行ってガイドさんの後を追っかけて採集がほとんど。「それもうプランツハンターじゃなくてガイドさん借り物競そ…」おい静かにしろ。

 

んでまあ初心を忘れないように年に1回は「何か出るか分からんけどとりあえず行ってみよう」とダーツの旅じゃないけど、適当な理由で場所決めてあとは行ってこい!のダーツの旅、第2回目です。因みに1回目はRed Leafです。

 

今回は「カリマンタン、首都移転決まったから奥地でも新しい空港出来てんじね?」ってかなり雑な理由でKutai baratに決定。ただ空港は新しく出来ていたんですが週一便でお一人様往復24000円(ツマーと2人で48000円)と出血価格でしたので結局バスで13時間移動。やめよう海外採集。

ジャカルタからバリクパパンまで飛ぶ。バリクパパンに到着すると時差で1時間早くなるんでやんの。

空港に到着したらスキンダブサスがお出迎え。個人的にはもう扱いたくない商材。いや本当は良い草なんだよ。理由はガサゴソ会やトリトン会で。

昔のポンティアナック~シンタンのボロバス(本当にボロい。椅子は木で蚊と蟻とGだらけ。エアコンなんてないし。)に比べれば段違いに良いんだけど流石に13時間はちゅらい。

 

ガイドさん連携の場合はバイクもガイドさんが事前に手配してくれるんだけど、ダーツの旅にそんなものはない。大体ホテルのスタッフに聞けばなんとかなるんだけど、最近は見知らない外国人グループには中々貸してくれる人が居ない。「Gymや!Gymにいくぞ!筋肉でどうにかするんや!」とツマーに絶叫してGymに来たらあっさりバイク手配出来た。やはり筋肉は全てを解決してくれる。

Gym前に変な花咲いてるな…

そう来ますか…貝殻やんけ…ノーガイド採集の場合、バイクが借りられた段階でほぼシゴオワ(かなりマジ)

またまたまたまたまた第5回トリトン会

今年もやって参りましたトリトン会。でも今年はお寿司は無しなの。人数的にどうも仕切れる人数じゃないので、各自突撃してください。基本トリトンのお寿司、土日の12-15時と17時以降は2時間程度待つので気合入れて向かってください。甲斐さんはトリトン2回がノルマです。「トリトン超混むじゃん」って方へのお薦めは宮の沢駅へ向かって、白い恋人パークからのなごやか亭発寒店です。なごやか亭も結構混みますがトリトンほどじゃないですが味は甲乙つけがたい。会場ですが人数多い場合はレンタルスペースで開催する場合がございます。(ほぼレンタルスペースでの開催です。後日ブログとTwitterでご案内します)

 

【日程】

3月23日(土)眼鏡さん51ちゃいの誕生日なの。

 

【場所】

札幌市中央区南 13 条西 8 丁目 1-2 ゲストハウスオチョ

中島中学校すぐそば(暫定)

今年は人数が多い場合はレンタルスペースでの開催予定です。

場所は近日中にご案内します。

 

【タイムスケジュール】

19:00内覧開始
19:30即売会開始
21:00即売会終了                               21:30会場撤収

即売会途中参加&途中退場可能です。お仕事優先してください。          

最初にクジ引き。1巡目は1→2→3→...Lastまで行って、2巡目はLast→ブービー→...3→2→1で3巡目は1→2→3の繰り返しです。4巡目からはフリー予定。

キャンセルや遅刻の場合、ご連絡不要です。

遅刻した場合もその巡目の最後に買える様に手配します。    

今年はトリトンでのお寿司のご案内はございません。               

2次会はオチョかなあ。           

 

【参加費】

特に無し。なおゲストハウスに宿泊の場合は一泊3000円になります。部屋は4人~6人部屋でカプセルホテルっぽいですがめたくそ綺麗です。女性専用ブースも6ブースあります。宿泊希望の方は事前に籠で申し込んでください。下手にホテル泊まるより爆安です。貸し切りなので滅茶苦茶飲んで「今日は帰りたくない」って場合も対応可能ですがなるべく事前にご連絡ください。

【申し込み方法】

2月17日(土)22時からいつもの籠です。なお今回も優先枠がございます。

1:北海道民(確約)

2:過去参加者(確約)

3:その他(結構厳しい)

 

【ネタ】

ネタですが3月のカリマンタン採集分(予定)はちょっと難しいと思います。2023年11月12月の採集分(確定)と3月のスマトラ採集分(確定)になります。

Aglaonema pictum"ちゃんぷーる"from Padangsidempuan【AZ1223-1c】AZ専売

ここまでで親方のバックがパンパンになったので、ここはAZ専売になります。でも持ち帰ったの大体小さい株です。

 

Aglaonema pictum"ちゃんぷーる"from Padangsidempuan【AZ1223-1c】

↑多分持ち帰ったはず(ツマーが渋い顔した記憶)

イカラーとマルチの混成パッチかなあ。



 

Aglaonema pictum"ちゃんぷーる"from Padangsidempuan【AZ1223-1b】

Aglaonema pictum"ちゃんぷーる"from Padangsidempuan【AZ1223-1b】

【HW1223-01f】と同産地です。

福間行き。

多分福間行き。

以上の親株は大体福間行き。【AZ1223-1a】とはそんなに離れていない。目視圏内。まあ表現変わったんで分けています。多分マルチ系とバイカラー系の混成パッチかな?

↑眼鏡さん分お持ち帰り。概ね柄はよう分らんサイズ。

隣はもうこんな感じ。ゴムの値段が下がったままなんでどこもパーム林やトウモロコシに転作している。昔は人力で時間掛かっていたんだったけど、今はこの辺でもブルドーザーが入って来る。動画も撮影していた。

 

 

 

 

Aglaonema pictum"ちゃんぷーる"from Padangsidempuan【AZ1223-1a】

そういやジメジメ商業界隈で実質山入る系の最高齢が福間の親方でその次が眼鏡さんと気付いた。ご老公チーム爆誕。出射さんも結構御歳召されたはずだけど、あの人あと20年後でも3泊くらい山中泊平気でしていそう。

 

Aglaonema pictum"ちゃんぷーる"from Padangsidempuan【AZ1223-1a】

【HW1223-01d】と同じ産地です。ウチが先に売ったらドツかれる案件なのでリリースは秋以降(表現出とるがな)予定。

Padangsidempuan、ツマーの妹の旦那(義理弟)の実家がチーム組んでピクタムやホマ探してくれてるんだけど、今回も事前に「コンナノアンデ」で写真は送って貰っていたんだけど、このパッチは何故か未受信。眼鏡さんも数多のパッチ見て来たけど、ここまでクソ当てたパッチは数えるほど。

この辺もちろん福間行き。

やっぱり山でこういうの見た時、頭がパパーンッ!ってなる感覚が堪らない。ドーパミン出まくりなのである。ご老公チーム、あと3年は頑張ります!!

大きい表現の固まった親株は福間行き。

あくまでガイドなんで基本お持ち帰りはしないんだけど、このパッチ直ぐ下までドーザー入って近い内にパーム林かトウモロコシ林になるらしいのでAZもお持ち帰り。ただ大体葉っぱ2-3枚なんでどうなるかは分かんないけど、本当に「考えるな、買え」です。マジガチャ株です。

↑うちの販売分。大体こんな感じ。