常湿度栽培に移行するなら今です。くっそ乾燥する秋冬に常湿度栽培は事故率が上がります。温度や水やりの基本的な管理はケース栽培と余り変わらないですが3点ほど気を付ける部分があるので、まとめてみました。
目次
1:デカい鉢一択
・保湿で有利
・倒れない
衣装ケースやレプタゲージに使っている鉢サイズだと小さいです。6号鉢(18㎝)の深型(21㎝)がお薦め。用土量もしっかり入るのと重量もあるので倒れにくいです。サイズはデカい程有利ですが土地問題もあるのでそこはバランスを取ってください。
2:小さい株からすればやらかしが少ない
・ペンギン予防
常湿度栽培ですが大きい株からなのか小さい株からなのかで言えば「小さい株から」やる方がトラブルが少ないです。大きい株を植替えするとほぼほぼペンギン株になります。サイズ的には以下のサイズくらいが目安。
3:ケースから常湿度に移す前にワンクッション
・植え替え後、常湿度に即出しするとやらかしやすい
X植え替え→常湿度
〇植え替え→ゲージ再収用→常湿度
植え替え後いきなり常湿度にするんじゃなくてワンクッションおきましょう。まあゲージで3週間ほど見ておけば大丈夫です。常湿度に移行する際は1時間置きには確認出来るようにしてください。
以下動画で説明。「2つだけ」と言って結局3つ喋っています。
【あとがき】
水やりの管理がちょい癖があるのでとっつきにくい常湿度栽培ですが、元々ピクタムは園芸ジャンルなので個人的には常湿度栽培が本来の飼育スタイルと思います。実生繁殖や「とにかく大きく綺麗に育てたい」を目指すならもっと普及しても良い管理方法です。管理工程数を見直す際にもかなり有効な部分もありますので是非是非チャレンジしてください。